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みんなの想いを集約した未来ビジョン全体図と未来ビジョン案の発表！

第３回の未来ビジョン構想の集いで参加者のみなさんが考え出された「アクションプランの種」を集約してまとめた未来ビジョン全体図の発表を行いました。まとめられた未来ビジョン全体図には、参加者一人ひとりの「七尾でこんなことがあったらいいな！取組んでみたいな！」という想いを具体化した「アクションプランの種」を分類別に整理したことで、各分類間に相関関係があることが確認できました。また第３回の未来ビジョン構想の集いでは参加者のみなさんによって具体的なアクションプランと実現できる未来を記した七尾未来新聞を作成いただきましたが、作成された七尾未来新聞をもとに地域の未来ビジョン案ができていることを見える化することで、第４回の集いに参加された全員が、各アクションプランに書かれた市民の想いと地域の未来ビジョン案がどのように出来上がり、どんな要素で構成されているのかを確認し共有することができました。まとめられた未来ビジョン全体図は会場の中央に配置し、同じく会場に掲示された七尾未来新聞と共に参加者全員で七尾の未来に対するこれまで出されてきた想いと考えを会場全体で共有することができました。

未来ビジョン全体図を参加者のみなさんと確認を行った上で、地域の未来ビジョン案「心豊かな人々が幸せに暮らし続けるまち」を発表させていただきました。地域のみなさまとともに創り上げてきたこれまでの過程とともに地域の未来ビジョン案に対し、参加者のみなさんから盛大な拍手でご承認をいただきました。なお、この地域の未来ビジョン案「心豊かな人々が幸せに暮らし続けるまち」は一般社団法人七尾青年会議所が2019年の60周年時に発表した地域ビジョン「Sustainable City Nanao」のサブタイトルにもなっているものです。４回の構成で実施した未来ビジョン構想の集いでは、子供たちや自分たちにとっての心躍る七尾の明るい未来を将来プレゼントすることを目的に、地域の未来ビジョンを策定してまいりましたが、街だけではなくそこに住み・暮らす人々が心豊かに、そして幸せに暮らし続けられるウェルビーイングの要素を取り込んだビジョンにしていかねばならないと考え、参加者のみなさんから出された想いや考えを包括的に包み込めるものとしてまとめさせていただきました。

ビジョンの構成要素となっているアクションプランのブラッシュアップを実施！

発表そしてご承認いただいた地域の未来ビジョンは参加者のみなさんから出されたアクションプランで構成されていますが、それぞれに該当するSDGsターゲット番号を示しています。しかし今回4つのターゲット番号が該当するものがなかったことから、今一度、参加者全員で4つのターゲット番号がこの七尾に本当に不要なのか、必要となるシーンや具体的なアクションプランとするならばどのようなプランが考えられるかについて、グループワークによるブラッシュアップ作業を実施しました。七尾における貧困や飢餓、安全な水やエネルギー問題について各グループともに活発な意見交換が繰り広げられ、議論が大いに盛り上がりました。不足するSDGsの4つの要素を既出のアクションプランに盛り込み強化することで、より厚みの増したアクションプランとしてバージョンアップされ、参加者全員がそれぞれの考える七尾の未来に対する想いを改めて共有することができました。

地域の未来ビジョンにタイトルをつけるなら？ビジョンタイトルを考えよう！

地域の未来ビジョンについて、未来ビジョン構想の集いに参加された方々だけに留まらず、地域のより多くの市民の方々に興味や関心を持っていただき、より親しみを持っていただくことを目的として、地域の未来ビジョンのタイトル候補を参加者全員で考えました。冒頭に一般社団法人七尾青年会議所メンバーが検討し生まれた4つの未来ビジョンタイトル候補をたたき台として発表し、各グループにタイトル候補を検討いただきました。各グループから発表されたタイトル候補には、大人から子供までが口ずさめるものや、七尾の人々が大切にしている言葉を用いたもの、未来につなげたい言葉など、どのグループからも七尾の未来を真剣に考えたとても温かみのあるタイトル候補が生み出されました。

４回に渡って開催された未来ビジョン構想の集いでは、世代間や属性、組織などを越えた参加者のみなさんがひとつとなってビジョンを創り上げてくださいました。最終回に参加していただいたみなさんからは、ここまでの道のりを共に歩んできた同志としての笑顔が溢れ、ビジョンの最終段階へと進むこととなりました。